| 今回は、学習塾の選び方です。
 ハッキリ言って、学習塾なんてものは、必要ありません。
 勉強すれば成績は上がるし、サボれば成績は下がります。
 それ以上でも、それ以下でもありません。
 
 学校と家庭でしっかり学習すれば、それで事足りるのです。
 しかし、学習塾が存在するのは、そこに需要があるからです。
 
 さて、どうして、学習塾をお探しですか?
 
 成績が上がらないからですか?成績が下がったからですか?
 みんな行っているからですか?
 
 様々な理由があると思ますが、これだけは言えます。
 勉強すれば、良いんです。それだけです。
 
 学習塾は、ビジネスであり、サービス業学習塾は、ビジネスであり、サービス業です。需要があれば供給されるし、需要がなければ淘汰されます。
 
 ところで、某大手塾(明光義塾っぽい?)を批判したサイトが少し話題になっています。
 記事によると、その塾は、個別指導の塾で、教科・学年関係なく、
 1人の教員が2〜4人を同時に指導するそうです。
 その中で、保護者への報告書を作成し、帰るときに渡すそうです。
 
 筆者は、これではオーバーワークで、きちんとした指導はできないと批判しています。
 
 
 しかし、本当にそうでしょうか?
 
 塾は、あくまでサービス業であり、ビジネスです。
 記事に出てくる塾で表彰を受けた優秀な講師の先生は、このように言ったそうです。
 「授業の手を抜いて指導報告書を書く時間を捻出してる。もうほとんど作業だね(笑)。
 正直に言って、生徒の力を伸ばそうとか、わかりやすい授業をしようとかは考えてないし、
 そんな余裕はないよ。」
 
 つまり、記事に出てくる塾が大切にしているサービスは、
 保護者への報告書であり、授業内容ではないんです。
 そして、記事に出てくる塾に生徒がたくさんいるということは、そのサービスに満足している、
 あるいは、最低でも特に不満がないということなんです。
 
 
 私たちは、食べていかなければいけません。金を稼がなければいけません。
 残念ですが、慈善事業だけを行うことはできません。
 それが、学習塾です。
 
 サービスを提供し、それに見合う料金を受け取る。
 それが、サービス業である学習塾です。
 
 記事に出てくる塾は、保護者への報告書をサービスの軸に据えている。ただそれだけです。
 親としては、塾での様子、その日の学習内容を把握したいと考えると思います。
 高い金額を払っているのに、塾で何をしているのかわからないのは困ると考えるのであれば、
 記事に出てくる塾は、最高の塾であるはずです。
 
 一方、筆者が書いているように、「塾の目的は生徒の勉強する力を育てること」と考えているなら、
 記事に出てくる塾は向かないということになります。
 
 学習塾に何を求める?つまり、学習塾の価値観と、通う塾生、あるいは、スポンサーである保護者の価値観が合致することが大切だと思います。
 もちろんこれは学習塾に限った話ではありませんが、
 サービスをする人とサービスを受ける人の価値観が合うことが、
 より良いサービスを受けるコツだと思います。
 
 特に、自分で選べる学習塾なら、絶対に、価値観の合う学習塾を選ぶべきです。
 
 よりよいサービス業は、お金を払う人を満足させることです。お金を払う人が、対価を払う気になるかどうかがポイントです。
 学習塾の場合は、保護者です。保護者にお金を払う気にさせれるかどうかがポイントになります。
 
 しかし、学習塾は、サービスを受けるのは子どもです。
 サービスを受ける人と、お金を払う人が違うのです。
 
 どんなに、サービスを受ける人が満足しても、
 お金を払う人が満足できなければ、お金を払う気になれないかもしれません。
 
 保護者をいかに満足させるか?それが、学習塾成功のポイントかもしれません。
 
 しかし、勉強とは、基本嫌なこと。
 その嫌なことを子どもたちは行うわけですから、保護者の考えを押し付けるのではなく、
 子どもの気持ちを大切にしてやることが、成績UPの一番の近道ではないかと思います。
 
 特に、勉強は、始めて結果が出るまで、2〜3か月かかると言われています。
 保護者が辛抱して待てるかも、ポイントになってくるハズです。
 
 学習塾のCMも最近よく目にします。愛媛県でしたら、YDKの明光義塾や5Days、公文、トライ(塾ではないですが)なんかを目にしますかね?
 
 たくさんの塾を比較検討し、価値観の合う塾を探すことが大切ではないでしょうか?
 
 ビビっときた方は、とりあえず、お問い合わせください。
 次回は、当塾が考える学習塾のあり方について、書きたいと思います。
 こちらもチェック
 |