第7回 学習塾の選び方

今回は、学習塾の選び方です。

ハッキリ言って、学習塾なんてものは、必要ありません。
勉強すれば成績は上がるし、サボれば成績は下がります。
それ以上でも、それ以下でもありません。

学校と家庭でしっかり学習すれば、それで事足りるのです。
しかし、学習塾が存在するのは、そこに需要があるからです。

さて、どうして、学習塾をお探しですか?

成績が上がらないからですか?成績が下がったからですか?
みんな行っているからですか?

様々な理由があると思ますが、これだけは言えます。
勉強すれば、良いんです。それだけです。

学習塾は、ビジネスであり、サービス業

学習塾は、ビジネスであり、サービス業です。
需要があれば供給されるし、需要がなければ淘汰されます。

ところで、某大手塾(明光義塾っぽい?)を批判したサイトが少し話題になっています。

記事によると、その塾は、個別指導の塾で、教科・学年関係なく、
1人の教員が2〜4人を同時に指導するそうです。
その中で、保護者への報告書を作成し、帰るときに渡すそうです。

筆者は、これではオーバーワークで、きちんとした指導はできないと批判しています。


しかし、本当にそうでしょうか?

塾は、あくまでサービス業であり、ビジネスです。
記事に出てくる塾で表彰を受けた優秀な講師の先生は、このように言ったそうです。
「授業の手を抜いて指導報告書を書く時間を捻出してる。もうほとんど作業だね(笑)。
正直に言って、生徒の力を伸ばそうとか、わかりやすい授業をしようとかは考えてないし、
そんな余裕はないよ。」


つまり、記事に出てくる塾が大切にしているサービスは、
保護者への報告書
であり、授業内容ではないんです。
そして、記事に出てくる塾に生徒がたくさんいるということは、そのサービスに満足している、
あるいは、最低でも特に不満がないということなんです。


私たちは、食べていかなければいけません。金を稼がなければいけません。
残念ですが、慈善事業だけを行うことはできません。
それが、学習塾です。

サービスを提供し、それに見合う料金を受け取る。
それが、サービス業である学習塾です。

記事に出てくる塾は、保護者への報告書をサービスの軸に据えている。ただそれだけです。
親としては、塾での様子、その日の学習内容を把握したいと考えると思います。
高い金額を払っているのに、塾で何をしているのかわからないのは困ると考えるのであれば、
記事に出てくる塾は、最高の塾であるはずです。

一方、筆者が書いているように、「塾の目的は生徒の勉強する力を育てること」と考えているなら、
記事に出てくる塾は向かないということになります。

学習塾に何を求める?

つまり、学習塾の価値観と、通う塾生、あるいは、スポンサーである保護者の価値観が
合致することが大切だと思います。
もちろんこれは学習塾に限った話ではありませんが、
サービスをする人サービスを受ける人の価値観が合うことが、
より良いサービスを受けるコツだと思います。

特に、自分で選べる学習塾なら、絶対に、価値観の合う学習塾を選ぶべきです。

よりよいサービス業は、お金を払う人を満足させることです。
お金を払う人が、対価を払う気になるかどうかがポイントです。
学習塾の場合は、保護者です。保護者にお金を払う気にさせれるかどうかがポイントになります。

しかし、学習塾は、サービスを受けるのは子どもです。
サービスを受ける人と、お金を払う人が違うのです。

どんなに、サービスを受ける人が満足しても、
お金を払う人が満足できなければ、お金を払う気になれないかもしれません。

保護者をいかに満足させるか?それが、学習塾成功のポイントかもしれません。

しかし、勉強とは、基本嫌なこと。
その嫌なことを子どもたちは行うわけですから、保護者の考えを押し付けるのではなく、
子どもの気持ちを大切にしてやることが、成績UPの一番の近道ではないかと思います。

特に、勉強は、始めて結果が出るまで、2〜3か月かかると言われています。
保護者が辛抱して待てるかも、ポイントになってくるハズです。

学習塾のCMも最近よく目にします。
愛媛県でしたら、YDKの明光義塾や5Days、公文、トライ(塾ではないですが)なんかを目にしますかね?

たくさんの塾を比較検討し、価値観の合う塾を探すことが大切ではないでしょうか?

ビビっときた方は、とりあえず、お問い合わせください。

次回は、当塾が考える学習塾のあり方について、書きたいと思います。

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