月別アーカイブ: 2020年8月

「できない」と「やらない」は違う

こんにちは。サイちゃんです。

「できない」と「やらない」は違います。
「できるのにやらない人」と、「できない人」は違います。

「わからない」と「やりたくない」も違います。

しかし、このあたりを同一視して、ごまかして逃げようとするのが、人間。特に子どもたち。もちろん、大人でも。

どうしても、人間、楽な方に楽な方に逃げてしまいます。逃げるのは簡単です。

逃げずに一生懸命できる子ももちろんいます。
すぐに逃げ出す不届き者も、もちろんいます。

だから、このあたりが差になります。これは、勉強に限った話ではありません。

小学校の中学年から高学年で落ちぶれてしまう人の原因の大部分は、ここだと思います。
だから、落ちぶれないように、無理やりにでも勉強させることは大事です。

「わからない」けど何とかしたいと思うのか、「わからない」からあきらめるのか。
やりたくないけど、しょうがないからやるのか、やりたくないから、やらないのか。

小中学校の勉強なんて、大部分がただの練習です。
どんな練習をするのか、どうやって練習するのかで効率は決まりますが、とにかく、練習しなければお話になりません。

方法は色々あるけれど、時間をかけて、丁寧に取り組むこともその1つ。
とにかく、数をこなすことも、その1つ。

ウチの塾としては、中間層の高校受験の対策としては、この2つが重要だと考えています。

だから、じっくり勉強する時間を確保すること、そして、その時間勉強できるような忍耐力をつけること、
夏休みは、そういったことに取り組み、2学期につなぐことが、一番、重要なことだと考えています。

ウチの3年生の夏期講習はかなりキツイですが、塾生本人たちとも話し合って、本人たちの希望をもとに組み立てています。

飛び込みの夏期講習性には、かなりキツイことは伝え、「ようこそ。地獄の入り口へ」と歓迎の言葉を贈っています。

あと10日です。こんなにキツイとは思わなかったと、弱音を吐いていますが、まだ、もうひと踏ん張り絶対にできます。
最後まで、逃げることなく、走りぬいてくだサイ。

「できない」と、「やらない」は違います。君たちは、絶対に「できる」。

消防車

こんにちは。サイちゃんです。

どうも、近所で火事があったようです。
昨日は、塾の回りを消防車やパトカーが行ったり来たりしていました。
塾生も、落ち着かなくなる瞬間です。

塾の奥は、道が細く、非常に曲がりにくいのですが、消防車が曲がれず、サイレンを鳴らしながら、立ち往生していました。
あちこちぶつけながら、車のサイドミラーを落として、現場に向かっていきました。

出発前に、道順を確認して、来るべきだったのかな?
あと、あせっていても、無理をせずに、見極めて通行するべきだったのかな?
そんなことを考えてしまいます。

これって、テストでも同じで、まずは、準備を怠らないこと。
そして、焦っているからこそ、見誤ることがあります。
そのまま、袋小路に迷い込んでしまうことも。

無理をせず、しっかり準備して、見極めて、手を付けていくべきです。
何があっても動じないですむ、準備と精神力を持ってくだサイ。

通行止め

こんばんわ。サイちゃんです。

昨日(今朝?)、塾下の川沿いの道の工事の案内がポストに入っていました。
20081901

今日、8月20日から1週間のうち3日間、塾下の川沿いの道が工事のため通行止めになるようです。
運悪く、通行止めに出くわしてしまった場合は、下図のように迂回してくだサイ。

koji
今日、工事車両がやってきていたので、20日から工事が始まるのではないかと思います。

定性と定量

こんにちは。サイちゃんです。

塾長の大学の専門は、鉱物化学。
その際に、分析と言うのをいろいろするのだけれど、その分析方法には大きく、定性分析と定量分析というものに分けられます。

定性分析というのは、そこに存在するかどうかを調べる分析方法です。
例えば、ここに食塩水があるとして、この水溶液の中に、食塩が溶けているかどうか、つまり、水溶液中に、食塩が存在しているかどうかを調べるのが、定性分析になります。
もし、検出されなければ、それは、ただの水となり、検出されれば、食塩水ということになります。

でも、この食塩水が、どのくらいしょっぱいのかは、残念ながら、定性分析ではわかりません。
わかるのは、これが、食塩水なのかどうかです。

では、どのくらいしょっぱいのか、つまり、濃度を調べたいときはどうすれば良いか。
そこで活躍するのが、定量分析です。
定量分析は、どのくらいの量、そこに存在しているのかを調べるものです。

ですから、食塩水を定量分析すれば、濃度を調べることが出来るという訳です。

さて、最近話題のPCR検査。
この検査は、定性分析です。

つまり、取り出した唾液なら唾液の中に新型コロナウイルスがいたことは調べられますが、どのくらいいたのかは調べることが出来ません。

ところで、感染と言うのは、「生物の体内もしくは表面に、より体積の小さい微生物等の病原体が寄生し、増殖するようになる事。また、侵入等のその過程。(Wikipedia)」だそうです。

どのくらいコロナウイルスがあるかもわからない状態で、PCR検査で陽性が出ただけで、感染と決めつけて、本当に良いんでしょうか?
それしか、今のところ方法がないから、これでやるしかないと言う話もありますが、だとしても、きちんと説明をするべきです。
最近は、感染者ではなく、PCR検査陽性者という表現を取ることも多くなってきました。

正しい知識で、情報を精査してくだサイ。

マスク

こんにちは。サイちゃんです。

久しぶりにマスクを着けてやってきたある塾生。
虫にかまれて、かゆいからマスクを着けているんだとか。

自転車に乗っている間も、マスクを着けていたとのこと。
この暑さで、マスクをして、運動するのは、本当、死ぬよ。と塾長。

それに、マスクで蒸れて、治るものも治らないのではないかと思います。
大丈夫かなぁ?

今は、マスクより熱中症を気にしてくだサイ。

ところで、蚊に刺されたときのかゆみ対策には、カットバンが良いんですが、他の虫でも有効なのかな?
試してみる価値はあるかもです。

水も滴る

こんにちは。サイちゃんです。

毎日のように、高温注意報が、塾長のスマホに届きます。
暑すぎるので、運動は、原則中止とのことです。

確かに、日差しが突き刺さるようで、痛いです。
あまり、日の当たるところにはいない方が良さそうです。

さて、そんななか、自転車でキコキコ塾に来ると、当然、汗だくに。
中には、ボタボタ汗を落としている子も。

まさに、水も滴るなんとやらです。

でも、興味深いのは、同じように、自転車に乗って、同じ道のりを同じスピードでこいで来ても、汗の量は、全然違うということ。
とうぜん、個人差があるのだけれども、ここまで個人差があるのは、非常に興味深いです。

さて、毎日、暑すぎる日が続いています。熱中症だけは、十分に注意してくだサイ。
小まめな水分補給だけは忘れないようにしてくだサイ。

打ち水

こんにちは。サイちゃんです。

毎日、非常に続いています。
昨日は、愛南町で、39℃を記録したようです。

こう暑いと、今月の電気代が、どうしても気になります。

そんなときの節電対策として、室外機の周りに打ち水をするというものがあります。
気化熱を利用して、室外機の熱交換の効率を上げようと言う考え方です。

塾長が、時間を見つけて、日に何回か水を撒いています。
節電の効果はともかくとして、水を撒くと、体感的には、一気に温度が下がる感じです。

体感的には、2~3℃くらい下がる感じです。
すぐに乾いてしまうので、その時だけだし、
当然、湿度は上がるので、もしかしたら不快指数は上がるかもしれません。

とは言っても、意外と気持ちいいので、暑いときは、打ち水、ためしてみてくだサイ。

渡哲也

こんにちは。サイちゃんです。

俳優の渡哲也さんがお亡くなりになりました。
実は、渡哲也さん、若干お世話になっています。

恒星や、恒温動物の説明をするときに、「恒」と言う字は、「つね」と読んで、つねに光っている、つねに温かいという意味なんだよ。
渡瀬恒彦の「恒」ね。渡哲也の弟だよ。うん、知らないね。

という流れ。

最近の中学生は、残念ながら、渡哲也も渡瀬恒彦も知らないようです。残念です。
渡さん、安らかにおねむりくだサイ。

お盆モード

こんにちは。サイちゃんです。

世間様は、お盆です。
塾は、通常営業中ですが、欠席が多く、閑散としています。

でも、そんな中でも、勉強しに来ている塾生もたくさんいます。
今年は、コロナの関係でどこにも行けないから、それなら、塾にでも行きなさいなんてパターンもあるんでしょうが、
こういう時でもペースを崩さないと言うのは、重要なことです。

逆に、空いている分、集中して勉強に取り組めます。

このチャンスを生かすのか殺すかのかっていう話もあります。

さて、夏休みもあと半分。残り半分もしっかり勉強してくだサイ。

奴隷

こんにちは。サイちゃんです。

プリント講座の延長で、社会の問題演習をしていた1年生。
なにやら突っ込んだ質問をしてきました。

「日本には、奴隷はいなかったと授業で習ったけれど、問題文中に奴隷を献上したと書いています」と。

ちょっと、専門じゃないので、そこまで突っ込んだ話には、答えられないと塾長。

確かに、日本には、奴隷はいなかったと言う話は聞いたことがありますが、
古い資料を読んでいると、少なくとも、邪馬台国~大和朝廷時代には奴隷がいたとの記述がありました。

まぁ、学説はコロコロ変わるので、現在の学説がどうなっているのかわかりません。
少なくとも、有史時代になると、奴隷は無かったみたいですし、人種差別撤廃を世界で初めて唱えたのは、日本だと言う話も、最近聞きました。
そのせいで、世界で孤立して、太平洋戦争に進んでいったという考え方もあるようですが。

科学と違って、歴史なんてものは、見方、考え方、そして立場で、180度変わるので、何が本当で何が嘘かなんて、誰にもわかりません。

そこのところ念頭に置いて、自分で判断してくだサイ。