ついに1面に

こんにちは。サイちゃんです。

昨日の愛媛新聞の1面は、歴史教科書問題でした。

歴史教科書採択、薄まる現場の声 県・4市町が育鵬社版継続
戦争に関する記述で議論がある育鵬社(東京)の中学校歴史教科書を愛媛県内の教育委員会が初めて採択してから8年。今夏の採択では前回の2015年度と同様、県に加え松山市や新居浜市など4市町が同社版に決定し……
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201909220040?utm_source=online_daily&utm_medium=referral&utm_campaign=ranking

全市町村の採択が決まったのか、ときどき出ていた教科書問題の記事が、ついに1面に来ました。
わざわざ波風を立てるような教科書を採択するのもどうかと思うけれど、国の検定に合格した教科書なので、特に大きな問題はないはずと塾長。

毎年、教科書展示を行って、教員がそれを手に取って確認し、翌年の教科書の採択に関する希望を出します。ただ、記事にあるようにその調査が反映されているのかは、定かではありません。
古い話なうえ、本当かどうかわかりませんが、某S市で、希望調査の結果と違う教科書が採択され、「どうも、見えない力がはたらいたらしい」と言う話を聞いたことがあります。

また、今年のような、教科書が変わらない年の採択に関しては、教員用の教科書や指導書、デジタル教科書などの補助教材等を買い直さないといけないので、予算的に現実的ではありません。

それに、市町村ごとに採択の裁量があるのだけれど、愛媛県のようなほとんど生徒が県立高校に進学するような場合、市町村色を出すのも、どうかと・・・(詳しくはこちら)

そして、記事には、「今は、与えられたものをつかって教えるという風潮が・・・」とも書いていますが、独自に好きなことをやると、すぐにニュースになります。
上手くいけば、良いのかもしれませんが、失敗したときのリスクが大きすぎます。
出る杭は打たれるという風潮がある以上、こんな批判は無意味です。
そして、そんな風潮にしているのは、マスコミであるということも忘れてはいけません。

皆さんも、考えてみてくだサイ。


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